外反母趾

外反母趾

南青山 中敷き 外反母趾


外反母趾とは?

足の親指が付け根の関節から、小指の方向に曲がってしまう症状。南青山 中敷き 外反母趾

カラダの中心線を基準として外側に向く(外反する)ことから外反母趾と呼ばれます。外反母趾の角度と痛みは比例せず変形が強くても痛みのない場合もあれば変形は少なくても症状の進行時は痛みを伴います。男女比が9:1ともいわれ圧倒的に女性に多いのも特徴です。

 

なぜ起こる?

靭帯など結合組織の性質に関連することから、遺伝的要因が指摘されています。また、女性に多いということでハイヒールが原因と言われることがありますが、ハイヒールを履かない若年層や農村部の女性にも発症していることから、男女比の裏にはホルモンバランスの影響が大きいようです。とはいえ、合わない靴が原因で外反母趾を悪化させるケースも多く、窮屈な靴もさることながら、大きすぎる靴をえらぶことで、足がブレたり、前に滑ったりすることが問題となることが多いようです。

構造的には、カカトの骨が外に傾き足が親指側に倒れ込む「過回内」を引き起こす事によって発症するケースや、甲高足(ハイアーチ)が原因で前足部への荷重が強くなり前足部の横アーチが低下してしまう「開帳足」から外反母趾に発展する症例などがあります。

 

どんな症状?

外反母趾ではこのような症状がみられます。

・  親指の付け根部分の関節が肥厚して出っ張り、靴に当たって痛みます。

・  靴への当たりをくり返すことでさらに周囲の皮膚は肥厚して関節が大きくコブのようになってしまいます。

・真ん中の3本の指の付け根部分は足底には接地の度に常に圧力がかかるため  

 タコができやすく、足の裏も疲労しやすいのが特徴です。

・  アーチの落ち込みから土踏まずが内側に膨らんだような状態になり、内側の  

骨も靴に当たりやすくなります。

 

改善策

外反母趾の改善には以下のような対応を行う必要があります。

1、進行期、痛みを伴う場合のアイシングや物理療法・テーピングによる負担軽減

2、土踏まずアーチの低下を抑え拇指球への過剰な荷重を軽減させるインソールの作成。

3、ただ当たらないだけの靴はかえって症状を悪化させる可能性あり、横からの支持性の高い靴をインソールと同時に使用する。

3、ニーイントゥアウトなど下肢の不良アライメントを修正し、拇指への荷重負担を軽減するためのセルフケア

4、足部の機能回復のための足底マッサージ