なぜ起こる?


後脛骨筋腱炎はなぜ起こるのでしょう?

痛み発生のメカニズム

正常な着地時の右足、正常な立ち姿勢時の右足
写真1)正常な着地時の右足、正常な立ち姿勢時の右足

写真2)回内(かいない)親指側に体重がかかった姿勢時の右足
写真2)回内(かいない)親指側に体重がかかった姿勢時の右足


歩行やランニングの着地時に、足首が内側(親指側)に倒れ込みを起こす「回内」(上写真2)を起こす事で、内側くるぶしの後ろを通る後脛骨筋(写真3)の腱が引っ張られることでストレスがかかり、この部分に炎症が起きます。

写真4)開脚スタンス
写真4)開脚スタンス


また、足元を大きく広げてることで安定した基本姿勢をとる種目や(写真4)、反復横跳びのようなステップ時や、ランニング動作のように片脚での支持が多くなることで、足の親指側に体重がかかることが増加すると、後脛骨筋そのもののオーバーユース(使いすぎ)が起こり、十分な運動後のケアなどがされずにいると、筋肉が縮んだ状態が続く過緊張の状態となることで、後脛骨筋の腱が引っ張られ炎症が起きます。

 

土踏まずのアーチの低下・扁平足などで過回内を起こす場合もありますが、甲高足でも着地時に急激な回内が起こる事により発症することもあります。

つまり後脛骨筋腱炎はふくらはぎの内側の後脛骨筋とくるぶし内側につながる後脛骨筋腱への「伸張性のストレス」が原因です。

このストレスは、一歩一歩でのストレスはとても小さいものですが、そのストレスが積み重なることで痛みとなってあらわれてきます。


痛みは突然やってきます。そのわけは?


後脛骨筋の腱への伸張性のストレスがコップの水の一滴一滴だとすると、コップの水が溢れ出た時に痛みを、、、、