前十字靭帯の断裂の瞬間の貴重な映像が記録されているYouTubeです。
ACL損傷の多くは、ニーイントウアウトが原因と言われています。
膝下の下腿部分が外側に外旋する下腿外旋が起こることでトウアウトが起こるのですが、
いくつかの画像を見てみると、
たしかに下腿外旋が起きることで、
前十字靭帯の損傷がおこりやすいアライメントになっていることがわかります。
ところが実際につま先が外を向いているトウアウト状態にある状態で
受傷しているケースは実はそんなに多くなく、
この画像のように切り返しのためにつま先はむしろ内側を向いているケースが多いのです。
オープンスタンスでの切り替え動作では、
切り替えのためにトウアウトは行わず、
つま先は開かない状態で足元で制動をかけ、身体を支えようとするために、
足元は極度に回外をしています。
ここでしっかりと支えられていればよいのですが、
画像からもわかる通り
瞬時に足元では、ほぼ外反捻挫のような激しい回外が起こり、
そのことで急激な下腿外旋が起こっています。
画像を繰り返しみていると、
この足元で