日本舞踊のアライメントトレーニング。
女舞は股関節内旋角度に合わせた股関節の屈曲が鍵となります。
帯は体幹と腰椎を支える補助用具となっているようです。
お客様は、約1年前に日舞のお稽古中に左股関節にピリッという強い痛みを感じて依頼、
慢性痛に悩まされてきました。
アライメントチェックの結果、左腸骨筋と大腰筋の過剰な緊張が見られました。
お話を聞くと寝るときにも左足を無意識に曲げてしまいます。
全体の姿勢としては、腰椎過前湾のまま骨盤後傾になり上部胸椎あたりで大きく補正している状況です。
このままでは、疼痛部位への伸張性のストレスも大きく、将来的に膝や、腰部の筋膜性腰痛なども悪化しそうなので、「インソール+問題解決コース」でしっかりと、セルフケア指導とアライメントトレーニングで改善することにしました。
大腰筋の慎重なケアとストレッチ法をお教えした後に再び踊りを見せてもらったところ、思った以上に膝の屈曲のみで低い姿勢をとり帯に寄りかかるように背中を沿っている姿勢だったので、股関節内旋位45度くらいでのアスレチックポジションを指導させていただきました。
日舞の動きは女舞の場合はほぼ股関節は内旋したままなので、股関節の外旋筋に制限がかかっていると腰がローテーションしてしまうので、内旋位を股関節から独立させて使うアライメントトレーニング練習法を次回マスターしていただこうと思います。
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